11/6 リハウスリーグ戦評・動画

vsナシメント 5-0勝利 得点者:ユウキ・エイト・タケル(ハルト)・アツシ・ユウキ

メンバー
GKアオイ
DFタケル
DFアツシ
DFユウセイ(こうしろう)
MFユウキ
MFフミヤ(リオン)
MFハルト(フミヤ)
FWエイト(ハルト)

【戦評】
試合が始まり前半立ち上がりはナシメントもそこそこ勢いがあり、互角の戦いに感じたが選手たちは集中して試合に入ってくれて前半からボールを持つことができた。タケル、アツシも最終ラインから落ち着いてボールも持ってくれて、サイドバックに入ったユウセイも守備で頑張ってくれていた。前半7分くらいにユウキのミドルが決まり、見事先制ゴールを奪う。
ゴールが決まってからもちょこちょこナシメント側が攻撃を仕掛けてくるが、アツシを中心に安定した守備で相手に徹底的な仕事をさせない。中盤では、ユウキがボールを回収し、落ち着いてボールを持つことができていたと感じる。
前半中盤、右からのコーナーキックからのゴール前の混戦をエイトが押し込み2点目。
追加点をエイトのリーグ初ゴールにて奪取!
前半は、攻撃陣に加え、ユウキや両サイドバックのタケル、ユウセイが上手くボールに絡み、最後はシュートで終わる。厚みのある攻撃ができていたと思う。
こちら側のピンチもあったが、アオイのナイスセーブもあり、前半無失点で終える。
後半に入り、メンバー交代しリオンやコウシロウなどのフレッシュなメンバーを投入し早稲田は攻撃の手を緩めず、立ち上がりにハルトのコーナーからタケルがボレーで合わせ、3点目、ここら辺から相手も集中力を欠き、主導権はさらに早稲田の方に。
それでもこちらもミスがあったり嫌な失い方があったりと、所々ピンチになりそうな場面もあったが要所を締める守備で相手には決定機を与えない。
後半中盤、センターバックのアツシがボールを持ち出しミドルをゴールに沈めて4点目。
さらにその後ユウキミドルを決めて駄目押しの5点目。
結果から見れば、完全なる快勝を飾ることができた。

【総評】
勝利ができたことはチームとしてはとても嬉しいことです。
それも勝つだけではなく、大量得点を取った上で勝つことは紛れもなくチームの力だと感じます。相手も決して弱いとは感じなかったし、こちらが先に点を取られていれば相手にペースを握られ、負けていた可能性もあります。
昨日の勝因は間違いなく、主導権を渡さずにこちらで握り続け点を先に取れたことにあると思います。そうすることで相手よりも先に流れを掴んだのです。
サッカーは先に主導権を掴む、先にシュートをうつ、先に点をとる、などの先手を取り続けることで実力以上の差をつけることができるのがサッカーなのです。
昨日はそういう意味では試合の入りに成功したのかなと思います。
しかし、昨日の試合には改善点もあります。
昨日はどちらかというと選手一人一人「個」の力で勝っていた印象で試合の中でいい判断ができていたかと考えるとまだまだな部分が多かったです。
後ろのラインでパスを相手に引っ掛けてしまったり、中盤付近でボールを奪われ、カウンターをくらいそうになったりなど、我々が練習で取り組んでいる、「本物のテクニック」美しいサッカーとは程遠いと感じました。
もちろん「個」の力で相手に勝るのは非常に大切なことだし、一人一人が力をつけてきている証拠なので素晴らしいことだと思います。
しかし、相手のレベルが上がり、「個」が通用しなくなった時に苦しくなります。
今は嫌な失い方をしても中盤でボールを相手に引っ掛けても、最後はなんとかアツシやタケルの「個」の力で止めれてますが、相手が強く勝てなくなった時はどうなるか…
これからサッカーをやる上で、自分より強い選手は確実に現れます。
そうなった時に確実に勝利をするために、ボールを絶対に失わない100パーセントのプレーや、一人の力に頼らない、組織的な守備などを一人一人が磨く必要があると感じました。
ですが、5点という素晴らしい得点をチームで取れたことは「決めきる力」「シュートまで行く力」が前よりもついてきた証拠なので選手たちには「よくやった」と健闘を讃えたいと思います。
よかった点、改善しなければならない点と色々出た試合ですが、それが我々のチームとしての「現在地」。
一日一日、少しでも前進するために一歩ずつみんなで手を取り合い、成長していければと思います。

ナシメント前半

ナシメント後半

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