相手がどれだけ縦を切っても縦へ
今回は静岡の強豪 清水商業(清水桜ヶ丘)の名将大滝監督についてのエピソードに注目。
名将と言われる監督ほど「負ける」ことへの感性が強いように感じます。
多くのプロ選手を輩出した環境の特徴として「縦に仕掛ける文化」という特徴も見受けられます。
サッカーの本質に気付かされる対談ですね。
ー 清水商業(清水桜が丘)の強さの秘訣とは?
人間性はみんな変わる。人として良い意味で。
1年目ってめちゃくちゃ弱いんですよ清商。
でも、そういう選手達が3年になると自然と決勝とかに行けるくらいの選手に育つ。
何かあるんでしょうね。何かが分からないんですけど。
ー 大滝先生ってどんな先生でした?
「負けたらすぐに帰る。負けたチームは恥ずかしいからすぐに帰る。」とか言って。
シャワー浴びてないもんね。たぶん。
ー 清商あるあるとは
「縦に行けばカウンターは受けない」
相手がどれだけ縦を切ってきても縦に。
指示「縦いけー」しかないですね。サイド。
無理でしょ・・って思うけど、それをやり続けると縦を切られても抜ける時があるんですよ。
必ずサイドの中盤はそういう選手が育ちますね。
前澤 甲気
【分析・研究者プロフィール】
岩崎 勇一郎
現 国学院久我山高校サッカー部 指導者・選手スカウト / 元早稲田ユナイテッド監督(U-12・U-15・トップチーム) / 選手スカウトとしてFC琉球のJ2昇格(2018年)を経験。2020年からJFL FC大阪のプロ契約選手スカウト(関東エリア担当)へ就任 / 工学博士 / 指導者・選手・スカウト経験値から語れるゲーム分析がモットー
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