〜サッカーニュースから学ぶ英語シリーズ〜 MLSのゴールパフォーマンスと社会問題

今日のサッカーニュースは、ちょっと社会派なスポーツニュースになります!舞台はアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)です。MLSに所属するフィラデルフィア・ユニオンのAlejandro Bedoya選手のゴールパフォーマンスが話題となっています。どんなパフォーマンスなのか、一体どんな社会ニュースと関連しているのか。実際のBBCの記事(一部省略)を読んでみましょう!

Bedoya made the plea after 29 people were killed in two mass shootings in Texas and Ohio over the weekend.

テキサス州とオハイオ州で起こった2つの銃乱射事件で計29人の犠牲者が出たことを受けて、Bedoya選手は声をあげた。

“Congress, do something now. End gun violence,” said Bedoya, 32.

「議会よ、この現状を変えてくれ。銃犯罪を無くしてくれ」とBoyeda選手は(ゴールパフォーマンスとして)言った。

Bedoya grew up in Florida near Parkland, where 17 students were killed in 2018 in a mass shooting.

Beyoda選手はフロリダ州出身であり、そのフロリダでも2018年に高校のキャンパスで銃が乱射され、17人の生徒が犠牲となる痛ましい事件が起こったばかりであった。

“To see that happen again, it’s absurd, I am not going to sit idly and watch this stuff and not say something,” said former Rangers player Bedoya in a post-match interview.”Before I’m an athlete and a soccer player, I am a human being, first. I have got kids. “Something has got to be done, it has got to the point where we have become numb to it, that is a big problem.”

このことを踏まえてBeyoda選手は試合後のインタビューで以下のように答えている。「同じようなことがまた起こってしまった。こんなことはあってはならない。僕は銃規制を巡る問題について単なる傍観者でいるつもりはない」「サッカー選手である前に、僕は第一に国民の一人だ。子供がいるんだ」「今すぐにでも物事が変わらなきゃいけないはず。僕たちはこうした痛ましい事件に対して鈍すぎる。そんな状況は重症だ」

Saturday’s shooting in a supermarket in El Paso, Texas, is believed to be the eighth deadliest in modern US history and the incident has renewed the debate about gun laws and the rights of gun owners in the US.

テキサス州で起こった事件は米国内での銃乱射事件の中でも8番目に悲惨な事件であったと報じられている。この事件をきっかけとして国内では、銃規制に関する法律を巡る議論がまた過熱している。

The Gun Violence Archive, which categorises mass shootings in the US as four or more people shot or killed, says there have been 251 so far this year.

アメリカではこうした銃乱射事件が今年だけでもすでに251件報告されている。

以下の動画は実際にCBS PhillyがBeyoda選手のニュースを報じた動画の一部になります。

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