プロ選手になるための就活論
こんにちは!
明日名前が公開されるかもしれないサッカー選手です。
さて、これまで2回に分けて就活のメリットについて書いていきました。
就活のメリットは充分に理解できたと思います。
しかし、メリットが分かっても行動できない
ということを思っている方が大半ではないでしょうか。
その理由は、
デメリットを聞かなきゃわからない
もしくは、
理解できていないか、行動できるほど賢くないかです。
おっと、尖っている発言をしてすいません。
前者の方は、
今から説明するので、このブログを読んだら
すぐにでも行動をおこすことができますね。
後者の方は、
自分の人生を最高にするための、
学生のうちにできる
最大のチャンスだという事だけは忘れないでほしい。
ということだけは伝えておきます。
それでは、
就活のデメリット
について書いていきたいと思います。
部活動に支障が出る?
学生の方が一番気になるのはやはり
部活動に支障が出るかどうかだと思います。
デメリットの一つとして取り上げましたが、
支障は少なからず出ます。
どのような支障が出るかというと
1, 練習に参加できない時がある
2, 試合に参加できない可能性もある
3, 就活のことを考えることで競技に身が入らない
ざっとこのくらいです。
これを聞いて、
やっぱり部活に支障でるならやめておこう
と思う人もいるかもしれません。
しかし、上で挙げた項目は必ずしも絶対ではありません。
就活は全て企業側が面接の日程を決めるわけではなく、
こちらから面談、面接の日程の候補を出し、
その中から企業が可能な日時で行われることがほとんどです。
そのため、練習・試合に参加できない可能性があると書きましたが、
可能性なだけであり、
ほとんどの場合は考慮してくれます。
(どうしても参加したい合同説明会などの場合は参加できませんが。)
そんなことを気にするなら
プロを諦めて
また、3つ目に挙げた
競技に身が入らない
が支障だと感じるかは自分次第です。
ピッチ内とピッチ外で切り替えろ。
と、スポーツをやっている人なら
一度は言われたことがあるとは思いますが、
この言葉の意味のまま、
就活のことをピッチに持ち込まなければ
なんの支障も出ません。
むしろ、ピッチ外で起きた出来事をピッチ内に持ち込み、
プレーに影響が出てしまうのなら、
まずプロにはなれません。
そんなことを心配しているのであれば、
プロを諦めて、
就活一本でいく方がいいと思います。
このことから、
部活に支障が出る、というデメリットは
大きなデメリットにならないのです。
以上で私が思うデメリットは終わりです。
・・・。
もう一度言います。以上です。
もっとあるだろ!!!
と思いましたか?
その答えはNoです。
就活にデメリットは無い
本当は部活に支障が出る、というのも
絞り出して、絞り出して
部活生は部活を言い訳にしそうだなと思い
仕方なく書いたものです。
もちろん就活はとても大変なので、
遊ぶ時間はもちろん減ります。
暇をしていた時間は確実に減るでしょう。
ですが、
本来ならとても貴重な時間になるはずだった時間です。
スポーツ選手になるためには休みが俺には必要だ!
というならそのままでいいと思います。
ですが、その時間を使って就活をしている選手とは
人間性に格段の差がでます。
現在、Jリーグチェアマンを務めておられる
村井満氏は、
サッカー選手に求められているものは
「傾聴力」と「主張力」
であると仰っています。
また、まずは人間性が大事であると
本田圭佑選手との対談で仰っています。
就活をしなくても人間性は身につくかもしれませんが、
私自身は就活を通して
新たなことに興味が持てたこと
自分のことを深堀って考えること
価値観や考え方が成熟すること
現在でも社会人の方々と交流できること
これらのことがあり、人間的成長ができたと感じています。
ここまで読んでみてどう思いましたか?
結果、
就活にデメリットはなく、
『プロ選手になるためには就活をするべきだ』
ということを私が導き出した答えです。
就活のメリットは十分理解していただいたと思います。
あくまでも自分の人生を
より良いものにできるのは自分しかいません。
このブログを読んで、
一歩踏み出すことができたのなら、
全力で就活を楽しんでもらいたいと思います。
全部で3パートと長くなってしまいましたが、
読んでくれた方々の人生がいいものになることを願っています。
それではまた。
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